森林マラソン

昨日は午前中までぐずぐず雨模様だったが、午後から回復し、快晴の今日はスポーツ日和、待ちに待った九州森林スポーツフェスタである。ところで、先週日曜日に猫峠を走って、翌日から予想通りの筋肉痛となった。「筋肉痛を治すには更に運動をして筋肉に負荷をかけたほうが良い」と言う誤った情報に踊らされて、翌日からもいつもと変わらずに走り続けていたところ、火曜日の朝ランニングの途中で突然左大腿前部外側が痛くなり、走れなくなってしまった。よくよく調べると「筋肉痛の時に無理をすると故障しやすいので、しっかり休ませる事」とあるではないか。ががーん。今週末はレースと言うのに、せっかくここまで練習してきたのに、と鬱々した気持ちになりながら、とりあえず湿布を貼り、ストレッチやマッサージを繰り返し、雨だった事もあって、2日間全く走らず休養していたところ、少しずつ痛みはひいていき、金曜日にはゆっくりペースだが1時間走って問題はなかった。どうやら大きな故障ではなかったようで、ほっとする。
本来であれば、荷物持ちと応援にモリ君と陽が一緒に来てくれるはずだったが、一昨日から陽が風邪を引いて鼻水ダラダラ状態となってしまったので、今回は私ひとりで行く事にする。マア、ひとりで参加する人も多分結構いるだろうし、近場の大会だから顔見知りに一人二人会うんじゃないか、と思っていたところ、やっぱり知り合いがいて、私が走っていることを知らなかったであろう彼女は大変驚いていた。
私が参加するロングコース(14.5km)に参加するのは男女合わせて500名程度。と言う事からも、この大会の規模の小ささがわかる。10年以上ぶりにレースに参加する私にとって、シャトルバスに乗って会場入りし、更衣とトイレを済ませ、ウォーミングアップをする、と言う一連の流れにもなんだか落ち着かず、素人感丸出しできょろきょろしながらあっという間のスタートとなった。簡単なコース図や標高差マップも見ていたし、とにかくしんどい、ハーフよりしんどい、と言う情報も得ていたが、まさにそのとおり、アップダウンの繰り返しで平坦な道はほとんどなく、最後の上りは本当にしんどかった。と言っても、やっぱり距離がそれ程長くないし、周りに走っている人がいっぱい居るので最後まで心が折れることなく、一度も歩かず完走するという目的を果たす事ができた。特に、先週の猫峠の教訓を生かし、下りで足を使ってしまわないようダウンヒルになっても飛ばさずピッチを上げて走ったのが功を奏したようだ。タイムは1時間22分27秒、まあ悪くないな、と思っていたところ、張り出された種目別順位を見ると5位で、表彰される3位の人とは1分程の差。ああ、靴紐が3回も解けなければ!下りの時にもうちょっとペース上げとけば!最後にもっと力を振り絞れば!もし陽が応援に来てくれていれば!などなど、詮のない後悔が残ってしまったので、多分、来年も出場して入賞を狙ってしまいそうである。
明日は(と言うか今もうすでに)筋肉痛間違いなしなので、無理せず休養にする予定だ。あー、楽しかった。