猫峠を走る

猫峠に走りに行って来た。
来週日曜日にはとうとうレースなので、その前に、自分が上りをどれくらい走れるか確認したいと思い、近所で上りが走れるところを調べたところ、このかわいらしい名前の峠を見つけた。(こんなにかわいらしい名前のくせに、心霊スポットらしい)下から頂上まで7.5kmほど、標高約450m、自転車乗りがよく走る峠、と言う事なので京見峠を思い出した。で、考えてみると、こんなに長い事ジョギングを続けているのに、私はまともに峠と言うか長い上りを走ったことないのである。自転車に乗って峠を走るしんどさは知っているが、自分の足で走ると言うのはどういうことなのか。今度のレースは初っ端に標高差200mを2.5kmで上り、その後も下って上っての繰り返しで約15kmと言うコースなので、長い坂を走れるかどうか調べておかないと不安で仕方がないのだ。ちなみに、普段のジョギングコースの中には約200mの激坂と約400mのやや緩坂を入れているのだが、激坂のほうはたった200mなのに何回走っても足がいっぱいいっぱいの状態である。
さて、猫峠のふもとまで家から5km、上りが7.5km、つまり往復25kmである。この距離自体も、今の私にはどうかと思うのだが、とりあえず行ける所まで行ってみよう、と娘が昼寝をするのを待って走り始めた。調べていたとおり、ロードとはかなりすれ違ったり、追い抜かれたりしたが、ランナーは一人も居なかった。頂上までは予想外に平気で、紅葉も楽しみつつ、一定のペースでさくさく上がれたので、なんや、私もしかして坂に強いのかも、と思ったのだが、下ってきて、平地に戻った途端、がくんと足に来て、そこから自宅までの緩い坂道を含む5kmがとんでもなく長く感じた。まあ、これは、私の足がそこまでのレベルに到達していないということなんだけど。とりあえず、長い上りは大して苦痛を感じずに上れることと、普段私が練習で走っている坂はかなりきつい坂であることがわかった。
本日の走行距離、朝豆と一緒に15km、午後ひとりで25km、合計40km。今すでに足がぐだぐだで、明日の朝ちゃんと走れるかどうかわからない状態になっております。