七五三

カメラマン(私)を見て爆笑する陽

11月14日の水曜日、うまいこと私もモリ君も休みだったので七五三のお参りに行く事にした。写真はスナップで十分、と思っていたのだが、母から「1枚くらいきちんとしたのを撮っておきなさい」と言われたので母の知り合いの写真館に聞いてもらったところ、予想以上の高額に驚き、結局子供向けのスタジオで撮る事にした。スタジオの売りは「衣装は好きなだけ着てOK」なのだが、もちろんそんな着せ替え人形のような事に娘が耐えられるはずはなく、自分の着物だけを着せて撮る事になっていたのですぐに終わるだろう、とふんでいたのだが甘かった。到着してすぐ、いやいやが始まり、服を脱がせてくれず、当然髪の毛のセットもできず、ひっくり返って「ねんねする!」と駄々をこねていたのだが、さすがは子供向けスタジオのスタッフ達、おもちゃと巧みな言葉遣いで娘をあやつり(と言うと言葉は悪いが)結局、ちゃーんと髪の毛のセットをして、着物を着せて、ノリノリの撮影会をやってのけてくれた。欲しかったのは、親子3人と娘1人の写真だけだったので正味1時間で写真を選んでしまうまで終了した。ちなみに、データが買いたい、と言うと「1年後から買えます」とのこと。1年後にデータが欲しい、なんて人がいるのか?
その後、近くの箱崎神宮におまいりする、と言う予定だったのだがぽつぽつ雨が降り出した上、娘はスタジオからの移動の車で眠ってしまったのであきらめて帰ることにした。せっかく自分ではできないような髪にセットしてもらったのになあ、と思っていたところ、家に近づくにつれて天気は回復傾向、娘も目を覚ましたので、結局家の近所の猪野神宮へお参りに行った。ここは以前登山をした時の登山口があるところでもあるので、娘は「今から山登りするの?」と嬉しそうだったが、さすがに着物で山登りは勘弁してもらいたい。
やっぱり着物はいいもんだ。どうせすぐ大きくなって着れなくなるんだし、正月やひな祭り等、がんがん着せる予定である。