かるたがブーム

陽が風邪っぴきで毎晩吐きそうなくらい咳き込む。かわいそうだし、私も眠れないし、なんだか今週は職場であくびばかりしてしまっている。私自身も軽い風邪をひいてしまったが、まあ特に問題はない程度、とにかく長引かせない様注意だけはしている。
陽の風邪は、幸いなことに症状は咳と鼻水くらいで、熱も出ず機嫌は良い。でも、他の子にうつすわけにいかないので、楽しみにしていたクリスマス観劇会はキャンセルし、先週から今週にかけてきっこりにも行けず、ずっとお家遊びをしているようだ。
そんな彼女の最近のブームははらぺこあおむしカルタ。買ってあげた当初に、1枚すぐ折り曲げてしまい、ぐしゃぐしゃにしそうになったのでしばらく封印したのち、小出しにして遊ばせていたのだが、最近ようやっと本来のカルタ遊び的なことができるようになった。あ行から始めて、今はな行まで来ているが、あ〜た行の20枚はすべて読み札を暗記し、読み札から絵札を取ることもできるし、絵札から読み札を取ることもできる。つまりは、先頭文字の形を認識し、それを音としても認識できているんだけど、ああ、子供ってこうして言葉を覚え、文字を覚えていくんだなあと言うのがわかっておもしろい。
先日カルタをしている時、ちょっと驚くことがあった。読み札の中に「白頭わし」が出てくるものがあるのだが、それを初めて見た陽が突然駆け出して行って、数か月前に買った1冊の雑誌を持ってきて開いて見せるのである。中にあったのは「わし」が出てくるお話。2歳児は、成長過程の中で最も記憶力が良い時期と言うが、こういうのを目の当たりにするとちょっとびっくりする。
もうじき3歳、そして春から幼稚園、子供ってのはちゃくちゃくと育つものだねえ。