遠見岳に途中まで登る

娘と登山、と言うのを近所のアウトドア好きパパさんと話してたら、良さそうな山を紹介してくれたので、休日を待って挑戦することにした。家から歩いて4kmほどの場所にある300mちょっとの低山で、ネットで調べても「ハイキング感覚で、30分ほどで登れる」とあり、私の狙いにぴったり。30分で登れるんだったら、ふもとまで歩いていってもいいか、と思ったのが間違いであった。
健脚の娘にとって4kmほどの道のりはなんてことなかったのだが、山道に入ってからが予想以上に険しく、足を踏み外せばずるずると落ちてしまいそうな細い山道を、時には命綱(と言うのはおおげさだが)につかまりながら歩くのはえらく神経を使った。多分、もうちょっとがんばれば山頂までいけたと思うし、娘も「大丈夫、行く」と言っていたのだが、いつもより口数がぐんと減って、足が少しふらついていたので私が怖くなって、結局途中で引き返す事にした。山頂で「もう歩けない」と言われても、抱っこして下りるのはとても無理な道だったので。
結局下りてきて、おやつを食べる頃にはすっかり元気を取り戻して、そこからちゃんと家まで歩いて帰ったんだから(途中「抱っこ、抱っこ」が出たので少しだけおんぶしてあげたけど)まあ、体力的にはいけたかもしれないな。とは言え、まだ自分の状態のことをうまく表現できない子供に無理をさせて後悔するようなことになると大変だからね、判断は間違っていなかったと思っている。来週は、ふもとまでは車で行って、登山だけに専念する予定。
***
結局、15kmの山道レースにエントリしてしまったので、ここのところ慌てて走りこみを始めている。今日は朝5時半からはりきって20km走に挑戦し、15km過ぎたあたりから、体力より脚力が落ちまくっている事を十二分に思い知らされた。気持ちはまだまだ走れるのに、足が重い。昔はゆっくりペースであればいくらでも走れた、と言うノリは全く持ってあてにならないくらいへなちょこランナーになりさがってしまっているのだ。まあ、でも、こうしてのめりこんで、自分を追い詰めていくのが私らしいと言えば私らしい。11月のレースではとりあえず完走目標でがんばりたい。