陽タンポポ組初登園

いってーきまーす

陽のたんぽぽ組初日、偶然私の仕事が休みだったので付き添う事ができた。ただし付き添って見ていられるのは初日のみ、今後は送り迎えをした保護者は子供をおいてすぐさま帰らなければならない。親と離れて1時間半過ごす(しかも自分のホームと言えるきっこりで)、と言うのは陽にとって全く問題ではないのだが、今日見た感じでは、2月生まれの陽は2歳児クラスではやはり何をするにも晩生な感じであった、まあ予想通りといっちゃあ予想通りなんだけど。
たんぽぽ組の流れは、登園後まず先生にあいさつ、自分で靴を脱いで、かばんから出席カードを出してシールを貼り、タオルとコップを自分の場所にかけて、かばんを自分のひきだしにいれる。その後は置いてあるさまざまなおもちゃ(おもちゃは回を踏むごとに、難しいものにレベルアップしていく)でそれぞれ遊ぶのだが、ルールは2つ。1つ目は、友達が使っているおもちゃで遊びたければ、相手が遊ぶのを辞めるまでそれをひたすら待たなければならない(先生が仲介して交代で、と言うのはなし)。2つ目は遊び終わったおもちゃは決められた場所に戻すこと。
初回のみ、クラスを半分に分けてだったので今日は全員で8人、見ているとおもちゃの遊び方にも個性があっておもしろい。ひたすら同じおもちゃ(柔らかい玉を、トングを使って製氷皿のような容器に移す)を遊び続ける子、友達がやっているおもちゃがやりたいので、ひたすら待ち続ける子、ひとつのおもちゃに集中せず、もちろん待ったりもせず、いろいろなおもちゃをとっかえひっかえ遊ぶ子(当然陽はこのタイプだ)などなど。2歳児とはいえ、小さなけんかのようなことも発生するし、ふざけすぎて転んで頭を打つ事もある。3人の先生達は適度にフォローしつつ、手は出しすぎない。こうした「ルールのある中での自由遊び」を30〜1時間してからトイレ、お茶タイム。お茶用のコップは各自持参の巾着袋に入っているのでそれを取り出し、急須から自分で注ぐ。みんなお茶を入れ終わるのを待って、いただきます。その後は先生主導で踊ったり、歌ったり、紙芝居を見たりの集団遊びとなる。そうして最後にお別れの歌と踊りがあって、出席カード、コップ、タオルをかばんに直して迎えに来た保護者と一緒に帰る、と言う流れだ。
マア、お試し幼稚園と言ったところだな。先生曰く「最初はがちゃがちゃだけど、1年経つとびーっくりするほど変わりますよ!」と言う事なので、1年後の陽の変化を楽しみに待ちたい。