赤ちゃんを見に行く

小中の同級生が第二子を産んだので、金曜日陽を連れてに会いに行った。友人の第一子は陽のひとつ上だが、たったひとつ違うだけでこんなにもお姉さんになるのか!と感動するほど違う。陽は友人の家に真っ先にあがりこんで「おもちゃ〜」と叫びながらおもちゃがある部屋に駆け込み(一度来たことがあるので覚えていたようだ)ひとりで勝手に遊びだした。友人の長女はそんな陽に呆気に撮られた様子ではあったが、落ち着くと、おもちゃの遊び方を教えたりフォローしてくれそのお姉さんぶりに感心。
久々に赤ちゃんを抱っこした。ああ、赤ちゃんと言うのは幼児と全く違うものなんだな、赤ちゃんのかわいさは別格なんだんなあと思う。子供好きの友人が以前「子供ができてから、他の小さい子供に興味が無くなった」と言っていたのだが、私も同様で、他の子供がどんなにかわいらしくとも娘に対する思いとは比較にならない。でも、赤ちゃんは違うのだ、生きていく為の何もかもを周りから与えられなければならないと言うものすごく弱い存在が本能に訴えてくる感じとでも言おうか、抱っこしているだけですっかり満たされてしまった。
友人の赤ちゃんを抱っこするといつもこんな風に思うのだが、もう一回、あの苦痛の妊娠生活を送るなんてコリゴリの私にとって「もう一人」はありえない選択なのであった。