父と祖母の法要

少し早いが、今年の1月に亡くなった父の一周忌と2006年12月に亡くなった祖母の五周忌を一緒に行うことになった。うちは親戚が少ないほうなのだが、父方と祖母方の親戚関係で20名ほどとなり、その接待やら、引き出物のセットやら、会食を行う店での段取りだとかで一日忙しく、気を張っていたのでとても疲れた。会食はとても楽しみにしていた茅乃舎だったが、ゆっくりゆっくり出てくる食事に陽がじっと座っていられるわけ無く、ぐずると外に連れ出し、また戻って少し食べるとまたぐずり始め外に連れ出す、と言うのを繰り返し、とてもじゃないが落ち着いて食事をすることができず、当然味がどうとか言うレベルではなくてちょっと残念ではあった。マア、これから数年の間はちょっといい店に食べに行く、なんてのはあきらめるしかないのだろう。
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言葉が遅かった陽も、ここ最近ずいぶん意味のある言葉を発するようになってきた。いらん、ちょうだい、きれいきれい、クマクマちゃん、ばあば、おとちゃん、ちゃあちゃんなどなど。歌が大好きで、歌の絵本はどこを押せばどの歌が鳴るか、どのページの歌がどれなのか、16曲×2冊全て覚えており、こちらが驚くほどである。また、女の子のくせに車が大好きで、私の車と母の車の車種を完全に理解しており、外で色違いの同じ車種の車を見つけると「ばあば(と同じ)のくうま」「ちゃあちゃん(と同じ)のくうま」と言う。とにかく好奇心旺盛で、何でもよく観察しており、先日私が窓磨きしているのをじっと見ていたところ、翌日ティッシュで窓をこすりながら「きれいきれい」と言っていたらしい。そして、成長に伴い、陽の我はどんどんどんどん強くなっている。思い通りにいかないとぐずったり泣いたりかんしゃくを起こしたりするので、私も一応叱るのだが、ぐずったり、ぎゃん泣きしている様子がやっぱりかわいくて仕方なく、叱りつつ結局笑ってしまったりする。一人っ子でいとこも居ないし、わがままにならないようにきちんと躾ないといけないんだろうけどねえ、マアそのうち。(ちなみに、モリ君は結構厳しい)