腸炎になる

今年の目標は体力維持、なんて言ったその晩、腸炎の為救急車で病院に運ばれ、そこから1週間も入院する羽目となってしまった。
先週土曜の夕食後から、ざわざわと腹痛の波がやってきた。いつものごとく、大波小波が始まって、貧血冷や汗の中「これを乗り切れば終わりだ」と思いつつ痛みに耐えていたのだが、いつもと違ったのは、波がややおさまった後で、発熱もしていないのに激しい悪寒がきて、歯の根が合わない位に震えが止まらなくなったことだ。その異常さに家族皆驚いて、救急車を喚んだ。間近にやってきた救急車に大興奮の陽は、硬直状態で震え続ける私を担架に乗せて運ぶ救急隊員に向かって「ぴーぽー、ぴーぽー」と必死で訴え「ぴーぽー知ってるの、えらいねえ」と褒められるのを、ぼんやりとした意識の中でなんとなく微笑ましく聞いていたのだった。
病院に着き、点滴をしてしばらくするとやや落ち着いてきたので、もしや、ただの腹下しを大騒ぎしてしまっただけか、恥ずかしいわー、と思っていたところ、下血していることが発覚し、腸炎か悪ければ大腸に腫瘍が出来ている可能性もあるということで、入院し週明けに検査をすることになった。
月曜の朝イチで下剤と腸内洗浄液2Lを飲み、生まれてはじめての腸内内視鏡検査を行った。エコーの後腸にカメラを入れて確認したところ、大腸壁が赤く炎症を起こしており、一部はかさぶたも出来ているような状態だが、とりあえず腫瘍は無かったので安心した。腸壁の細胞をとり、そちらの検査結果が出るのに1週間かかり、2日間点滴のみで経口食をとっていなかった所から、食事を少しずつ固くしていく必要があり、また、もし感染性の腸炎であると困るので、しばらく入院ということになったのだが、(表面的な)身体の不調は無いため、病院に縛り付けられていると言うことがただただしんどかった。
そして、昨日ようやく検査の結果が出て、私の腸炎は感染性でもクローン性でも無いことがわかり、無事退院となったのである。
腸炎の原因は、食べた物により感染、ストレス等々いろいろあるが、私自身、ここ最近めちゃくちゃに間食してたり、食生活が乱れていたことも原因のひとつに違いないと反省している。と言うことで、今年の目標は体力維持に「腸の健康」を加えることにした。腸に良い食べ物、運動、行動等ご存知の方は、私の方へどしどし情報をお寄せ下さい。