追突される

先週の土曜日、仕事帰りの信号待ちで後ろから追突されてしまった。車はパッと見それほど被害は大きくないようだったのだが、後から修理屋さんにきちんと見てもらうと、後ろのドアが歪んでおり、一度開けるとうまく閉まらず半ドア状態になってしまった。ありがたいことに、体の方は特に問題なく、病院にも2回通院しただけで済んだのだが、最も厄介なことが、追突した相手が任意保険に入っていなかったことである。(ちなみに、相手の名刺の肩書きはPUBの「社長」。社長のくせに保険に入っていないなんて、とうちの母は大うけだった)
ぶつかった当初、その時は双方体に異常が無いようだったのでとりあえず対物事故となったのだが、警察の検分が済んで、車の修理について確認をとる際、通勤に使用しているので修理が長引くようであれば代車も必要になる、と言った念押しをしたところ「これくらいの傷で代車なんて大げさだ、多分2万円位で済むから」とはき捨てるように言われてお金を渡されそうになった。こちらには100%非が無い事故で、どうしてこんな態度をとられなければならないのか。普通であれば、事故後の交渉は保険屋さん同士に任せておけばよいのだが、相手は保険が無いので、これから修理代のことやなんやかやで私自身がこの人と連絡をとらなければならない、と思うと心底うんざり。
そんなこんなで、今週はいろいろ面倒であったが、私の任意保険の担当オギノさんや、車の営業担当ハギワラさんがものすごく親身に相談にのってくれたおかげで、ようやくすっきり片付く目処はついてきた。修理代は13万円程度、本来なら後ろのドア丸々付け替えるべきではあるのだが、相手が実費で払うため、あまり高額すぎた場合、あれこれいいわけして結局払ってくれなかった、なんてことになるのを恐れて、最低限の修理で見積もってもらったのである。しかも、修理中4,5日の間の代車は、ハギワラさんが無償で手配してくれることになった。そして、昨日見積もり金額を相手に伝えたところ、「一度には払えないからカードで分割したい」とのこと。たかだか13万円を一括で払えない「社長」っていったいどうなんだ。
マア、こうしたことも人生経験のひとつだし、事故後は私自身も改めて安全運転を心がけるようになったことを思えば悪くないかも、と思うのは体に問題がなかったからなんだけどね。