亀とふれあう

亀と陽

一気に秋めいてきたこの週末、土曜日は朝から昼過ぎまでかかって模様替えと簡単な衣替えを済ませた。
私はどちらかと言えば、いらなくなった服やら物やらをぱあっと人にあげたり捨てたりして、できるだけ物をたくさん持たずに身の回りはできるだけすっきりさせておくほうなのだが、うちの母は「もしかして使うかも」とどんどん物を溜め込んでいくほうである。それでも、父が亡くなった時に私も手伝って一度、いろいろとずいぶん処分していたのだが、今回の模様替えで、いらないものが出てくること出てくること。私も、今回思い切って長く使っていないバッグや、もう絶対着ないであろうスーツやコートなどを処分することにしたので、ずいぶんすっきりした。(本当はもう少し処分できると思うのだが、ちょっと躊躇するものは一応残しておいた)
日曜の今日、午前中はいつものごとく豆の訓練に行く。訓練期間は後半月ほどなのだが、訓練士のおじさんが今週金曜日から10日間犬の大会のため長野に行くので、その間豆は一時帰宅することになった。おじさんが戻ってから訓練の仕上げとなるため、卒業はたぶん10月末になるとのこと。今、豆はものすごーく良い子になって、リードなしで「ツイテ」もできるし、「フセ」で待つこともできるし、私としてはこのまま卒業してもいいのでは?と思うくらいなのだが、おじさんに言わせると、まだ完璧ではないらしい。(私も豆も)訓練中、おじさんが近くに居る間は言うことをきくが、帰宅したらそれほど思い通りにならないかも、と言われた。とりあえず、金曜日から10日間の間に様子を見なければならない。
午後からは、近所のショッピングモールにある「ふれあい動物園」に行った。そのうち本物の動物園に連れて行くつもりなのだが、とりあえずその予行練習である。ここは、300円でいろいろな動物(カピバラ、サル、豚、アヒル、ワラビー?、モルモット、フラミンゴなどなど)に触ったり、えさをあげたりできる動物園(と言っても、ものすごく小さなスペースではある)で、いつも親子連れでにぎわっている。犬や猫は大好きだし、最近、うさぎの絵を見て「ぼーん、ぼーん」と跳ぶまねをしたり、ゾウの絵を見て「ウ、ウ」と嬉しそうに言ったりしていたので、実際の動物を間近で見たらきっと大喜びに違いない、と思っていたのだが、結局陽が積極的にふれあうことができた動物は亀とモルモットのみであった。カピバラや豚など大きな動物は怖いらしく、ちいとも触ろうとしないのである。それでもまあ、人やら動物やらがわらわらにぎやかに居る空間で遊ぶのは楽しかったようなので良しとするか。