1歳児万歩計をつける

最近の母の楽しみは、陽に万歩計をつけて、一日の歩数(実は、服の襟につけているので、歩数ではなく、上半身の揺れ数?)を観察することである。
最初は、陽が他の同年代の子供に比べてよく動く、と言う話から、一日にどのくらい歩くんだろうねえ、と言う疑問につながり、試しに万歩計をつけてみることになったのだ。ただ、大人と同じように、ベルトの部分に挟むとすぐに陽がはずしてしまうので、彼女に悟られないために、と後ろ襟につけることにしたのである。
一日目は、昼頃ふと思い立ってつけたので、大体半日の値で、約3000歩。(昼寝中も含む)小さななりで3000歩は少なく無いよねえ、と翌日は朝イチからつけて約5000歩。大体5000歩前後で安定していたのだが、今日はモリ君が休みで、午後から陽と散歩したりしたおかげか、なんと6000歩オーバーであった!
以前、何かのエッセイで、藤原正彦は子供達が幼い頃から毎日散歩に連れて回って足腰を鍛えていた、と言うのを読んだ。それがもう、氏らしく極端で、ある時熱を出した小学1年位の息子を迎えに行って、雪の中10kmの道を歩いて帰って来た、と言うエピソードもあるらしい。(家に帰り着くと、汗をいっぱいかいて、息子の熱はすっかりひいていたとのこと)
陽は私とモリ君の娘なので、運動神経に関して全くもって期待はできないし、藤原氏の如く武士道で娘を鍛えるつもりもないのだが、身体を動かすことを厭わない子になってくれればいいなあと言う願いもあって、彼女が歩けるようになってからはどこへ行くにもできるだけベビーカーは使わず、自由に歩かせるようにしている。(長時間抱っこは、非力の私には無理だし)そのおかげもあってか、今のところ陽は歩くの大好きっ子になったようだ。
その割に、ちいともスリムにならないのはなぜだろう、と言うのが、現在のところの私の疑問なのであった。