いた!

陽1歳4ヶ月、ご飯を食べる前にはいつも手を合わせて「いた!」と言うようになった。(もちろん「いただきます」のこと)これが、ほとんど唯一と言っていい、意味のある言葉だ。(他は、なんとなくそう言ったように聞こえた、と言うレベル)ぐちゃぐちゃになりつつ、フォークで食べる練習と共に遅まきながらコップ飲みの練習も始めた。ストロー飲みを簡単に覚えたように、コップ飲みも放っておいて自然に出来るようになると思っていたのだが、そういうわけには行かず、練習が必要らしい。
陽は基本的には人見知りしないほうだが、最近は知らない人に声をかけられてもすぐににやにやすることはなくなり、まずはじっと相手を観察し、しばらくして慣れてから愛想を振りまくようになった。とは言え、両親と祖母の3人体制育児のおかげか、母親依存のようなものは全くと言っていい程無い。(ちょっと寂しくもある)以前母が陽を連れて遠出した時、新幹線で知り合った若ママさんから「お母さんと離れて、おばあちゃんとおでかけできるなんてすごい!」と感心されたこともあるらしい。お父さんが忙しく普段お母さんがひとりで子供を見ている家庭などでは、休みの日お父さんがひとりで見るのも無理、と言うし、家で遊ぶ時も、近くにお母さんが居ないと駄目、なんて話も聞く。陽は散歩中、近所の小学生の女の子に気に入られ、そのままその子の家に遊びに連れて行ってもらい、2時間後にご機嫌で帰って来た、なんてこともある。家族が居なくても、遊んでもらえるのなら誰でも良いらしい。
私もモリ君も母も陽をものすごくかわいがっている。が、3人それぞれが育児に対してテキトウなところがあり、それが功を奏しているのではないかと思っている。いや、マア、後15年位しないとこの育児の結果はわからないんだけどね。