豆、学校へ行く

豆2歳やんちゃ盛り

家族会議の結果、豆を寄宿学校へ行かせることに決まった。
2歳を過ぎて豆は相変わらずやんちゃで、飼い主である私達の甘やかしがたたり、良く言えばのびのびと、悪く言えば自分勝手に成長してしまった。さらに両親のDNAを十分受け継いで、35kgと大きく育った豆の力は相当強く、散歩で他の犬と遭遇してしまった時の興奮を押さえるのはモリ君でも大変なくらいである。
最初に考えたのは通いでしつけ教室に通うことだった。近所の訓練所に問い合わせをしたり、動物病院で働く友人に相談したり、インターネットで調べたりして、最終的には母の知り合いが預けたと言う学校にお世話になることにした。と言うのも、その犬が豆と同じ黒ラブで、豆とそっくりなのに、豆とは比べられないくらいに従順であることを知ったからだ。とは言え、決心した後、学校へも3回も電話して話をじっくり聞き、実際に今日預けるまで2ヶ月くらいあった。マア、何やかや引き延ばしてしまったのは単に、4ヶ月も預ける、と言うのが寂しいからなんだけど。
午前中豆を送って行き、家に戻ってから何度となく豆の不在に落ち込みそうになる。雨が降ろうと雪が降ろうと、毎日、朝5時に起きて豆の散歩をするのが私の揺るぎない日課であったが、明日から4ヶ月も休みとなるのだ。
最初の1ヶ月は基礎訓練の為、面会も禁止されており、2ヶ月目から「飼い主に対する訓練」が始まる。しばらくは慣れないだろうけど、豆が良い子になって帰って来ると思えば、多少の寂しさは我慢しないとなあと思っている。