6分咲きの桜を見に行く

hasac2011-04-03

毎週末歩いて3分の図書館へ行き、1週間分の本を返して1週間分の本を借りるのが最近の、私の(非常に)ささやかな楽しみのひとつとなっている。働き始める前はそれこそ週末と言わず1週間に1、2度は、陽を連れて通っていたので、図書館の職員さんとはすっかり顔なじみになっている。特に、7ヶ月検診でブックファーストを担当してくれた職員さんは家も近所で、母が知り合いであるため、いつも陽を抱っこしたりあやしたりしてくれて、たまに陽を連れて行かないと「今日は陽ちゃんはいないんですか」と残念そうにされるほどである。マア、田舎の町立図書館なので蔵書は少ないのだが施設は新しいし、県内の図書館とも提携しているので、カードがあってネットでリクエストすれば他図書館のも借りられるらしいのを最近知ったのでますます利用が増えそうだ。
さて、午後からは風が少し冷たかったが、せっかくの良いお天気、せっかくの日曜、せっかくの桜日和なので近所の公園へお花見がてら散歩に出かけた。ソメイヨシノは6分咲きと言ったところで、レジャーシートを敷いてお弁当を食べている人もそこそこ居たが、一番の見頃は来週末だろう。でも恐らく、震災の影響もあり(もちろん真っ昼間で、少し肌寒い事も有ると思うが)羽目をはずして盛り上がっているようなグループは見られなかった。
毎朝少しずつ夜明けが早くなっていくこの季節に思い出すのは鴨川だ。もう、あの河川敷を走る事は無いだろうけど、多分、この先も毎年桜が咲く季節になれば思い出してしまうんだろうなあ、と陽を抱いて桜並木を散歩しながらまた、京都を懐かしく思い返してしまった。