退院して1年が経った

珍しく女子の装い

今年の春は暖かくなるのが遅い様で、庭の梅は今が満開、近所の桜はまだつぼみのままだ。陽が退院して家に来て、ほぼ1年になる。NICUに入院していた頃は、とにかく毎日の体重に一喜一憂し、早く標準になって退院したい!と願っていたが、今は小デブと化した陽を抱っこするのが段々しんどくなってきて、増える体重に恐々としている。
やや小振りではあるが、すでに1歳の標準体型となっており、基本健康体でほとんど病気もしていない。母が近所の施設に遊びに連れて行くと、人見知りひとつせず、年嵩のお兄ちゃんお姉ちゃんの中へぐんぐん入っていって一番大騒ぎしながら遊び回ると言う。最近、人真似がずいぶん出来る様になってきたが、相変わらず人間の言葉は話せない。手を離して歩くのも2,3歩ですぐはいはいになってしまう。
なんとなく自分でも意外だったのが、言葉についても歩きについても私はほとんど焦らずのんびり構えていて、モリ君の方がまだかまだかとやきもきしていることだ。それにしても、1年子育てをしてきて、辛いと思った事も、ノイローゼだとかなんとかも全くなく、常に陽が好きで好きでたまらず、子育てが楽しくてならないのは喜ばしいことなんだろうねえ。