満7ヶ月

二重あごも板に着いてきた

残暑の中ぐでぐで過ごしているうち陽は満7ヶ月を迎えた。9月も半ばを過ぎて、ようやく朝晩の涼しさに秋を感じるようになり、そうなるとやっぱり夏が懐かしくなる。
陽は9月3日病院に行った際測定した所64cm/6800g、背は伸びず、体重だけは着実に増えて小デブちゃんの道まっしぐらだ。はいはいマスターの道は遠く、ずりばいするとなぜかバックになる。最近ちょっと人見知りが始まったようで、先日義兄が抱っこすると泣き出してしまった。普段の生活で泣くのは基本的に眠い時、それ以外は機嫌良く一人で遊ぶ事も出来る。現在のお気に入りはフーちゃんにもらった赤い象のガラガラで、鼻としっぽを激しくしゃぶるので毎日洗濯しなければならない。絵本を読んであげると、もちろん意味は全くわからないのだが嬉しそうににっこりしたりはするようになった。
予防接種も着実にこなして行き、今月末にようやくヒブの1回目接種を受け、その後にポリオ、そして10月末にヒブ2回目を打てばとりあえず、一般的な予防接種は来年までもうやらなくて良い。のだが、先天性の心臓病を持つ陽は冬期の間、RSウィルス感染を防ぐ為にシナジスの接種をしなければならない。9月3日が今シーズンの一回目、多分、来年の1月まで毎月1回打つことになる。RSウィルスは大人が感染しても何て事の無い風邪程度のものだが、呼吸器系に問題のある乳児が感染すると重症化する恐れがあるのだ。ちなみに、このシナジスは当然ヒブなどと同じく自費の任意接種で、とんでもなく高い。この間、病院の明細を見て15万円だったのでびっくりして調べたところ、体重1kgあたり25000円とのこと。(ちなみにヒブは1回7000円)この冬の間、陽が打つ分だけで約100万円かかる計算になる。とは言え、当然そんな接種を一般家庭で受けることができるわけはなく、特殊なケース(陽のように先天性の心臓病児など)は保険適用ではある。さらに低体重児として産まれた陽は生後6ヶ月間は全額国の補助が出る為無料で接種できるのだ。(1回目が7ヶ月未満であれば、今シーズン分全てに適応される)マー、シナジスも決してRSウィルスの感染を予防できるわけではなく、感染した場合重症化を防ぐと言うものなので、冬期の間はやっぱり、人ごみを避ける等の注意は必要らしい。
この様なことを書くと、陽がひ弱な子供のように感じるが、いやもう、産まれた頃の華奢な姿とは比べるべくもない、色黒固太り(その上薄毛)の健康優良児に育っているのは、母として嬉しい様なちょっと残念のような。早く一目で女の子とわかる様になってほしい。