100日お食い初めをする

石を食らう

5月25日で100日となり、お食い初めをした。母に鯛を買って来て、と言っておいたのだが近所の店には尾頭付きの鯛が無かったらしく、鯛の刺身とネギトロ巻き(なぜに・・・)とカレイ(一応尾頭付き)を買って来て「どうする?」と言われたので、少々みすぼらしくはあるが、カレイで我慢することにした。
私も母もお食い初めの膳を準備するなど初めての経験だ、つまり私の時はやらなかったのね。調べると、一汁三菜(白飯か赤飯/蛤などのおすまし/野菜の煮物/鯛の塩焼き/香の物と梅干しと小石)を女の子であれば黒塗りの祝い膳に盛るということだが、これだけの為に祝い膳を購入するのもアホらしいし、私の両親と私の3人でとりあえず形だけでもというものでもあるので、気張らず簡単にすることにした。ので、器も家にある食器をテキトウに、料理も私達の夕食の一部をとってそれらしくしただけだったので、マア、カレイの塩焼きでも分相応と言えよう。
お食い初めと言っても、陽は食べ物に対してまだちいとも興味を抱いていない段階である。それぞれを箸にちょっととって口のあたりに持って行くのだが、何がなんだかわからず当惑気味。そんな中ものすごい食いつきを見せたのが、なんと小石であった。ちょうどお腹がすいている時間だったこともあり、程よい大きさと丸みのある小石を口につけられた陽はお乳が来たと勘違いし、張り切って吸い始めたのだが、皆で大受けしている中、しばらく吸って何も出て来ない事がわかると顔を真っ赤にして怒り、泣きだした。いやー、おもしろかった。