宮城谷三国志を読む/免許更新

泡を吹きながら眠る

宮城谷昌光三国志」を読む。うちから歩いて3分の図書館で借りて来たのだが、どうやらまだ文芸春秋で連載中のようで、現在単行本は8巻までしか出ていないということを、8巻まで読み終えて知った。単行本になるのは1年に1巻くらいのペースで、8巻が出たのは昨年秋、つまり続きは今年の秋くらいまで待たないといけないということだ。そんなに待っていたらこれまで読んだ内容を忘れてしまうに決まっている、失敗した。
ところで、私がいわゆる「三国志」とタイトルがつく小説を読むのはこれで3度目になる。最初が北方謙三、次が吉川英治、そして今回の宮城谷昌光となる。宮城谷三国志が他の三国志と異なるのは、演義ではなく正史をしたじきに書かれていることだ。なので、蜀中心の物語ではなく、かの有名な桃園の契りのくだりもない。後漢王朝がいかにして衰えて行ったかが最初の2巻ほどに延々と書かれ、3巻あたりからようやく曹操が出て来る。いちいち説明的な宮城谷節がより濃くでており、史実に忠実に出来る限りフィクション的要素を除外しているため、ドラマティックな展開は少なく、読んでいて心浮き立つと言う事は無いが、これはこれでおもしろい。
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免許証の更新に行って来た。更新と言っても、実は昨年の12月で有効期限が切れているので、失効免許証の再交付申請と言うのが正しい。調べたところ、理由がない「うっかり失効」の場合は期限切れから6ヶ月以内、病気や海外に居たなどの「理由あり失効」の場合は期限切れから3年以内であれば再交付手続きが可能である。必要なものは、古い免許証、本籍記載の住民票、写真(3×2.4)、理由を証明するもの(パスポートや診断書)、申請費用(私は優良ドライバーなので4800円)。再交付なので、優良ドライバー資格は消滅するのではと思っていたのだが、理由あり失効の場合は大丈夫のようで、30分の講習を受ければよく、予想していたより早く、1時間半程で申請は済んだ。
と言う事で、ペーパー返上に向けてそろそろ運転の練習を始めるつもり。
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もうじき生後1ヶ月になる陽だが、体重も順調に増えて現在1870g、チューブではなく自分で哺乳瓶からミルクも飲めるようになり、昨日からとうとう「仰向け寝」になった。様子を見て問題がなければ数日後には保育器を出てコットに移り、洋服を着ての生活が始まる。ここでうまく体温調節ができるようになれば、沐浴や直接母乳を飲む練習を開始し、10日前後で退院できるだろうとのこと。
と言う事は、そろそろ家に陽を迎える準備を始めなければならないということだ。有り難い事に、2人の子供を持つはとこからベビーベッドやベビーバス、A型ベビーカー、チャイルドシート等短期間しか使用しないものは貸してもらえることになった。他に細々したものは買わないといけないが、そのリストを作って一番楽しそうなのは母だったりする。(そういうものなのかねえ)