豆を連れて河へ行く

投げてもらうのを待つ豆

最近週末となると豆を河へ連れて行く。
この人工の「河」実は水が全く無く、人もめったにいないので、犬を放して散歩させるのに最適の場所なのだ。(ちなみに「一般人は降りては駄目」と看板があるけどいつも無視)うちの小区内では、結構リードをつけず犬の散歩をさせている人も多いのだが、豆は人好きな上、しつけがなっていないので、豆に対して反応を示す人(怯えたり、なでようとしたりする人)がいると極端に興奮して飛び掛っていくので、とてもじゃないがリードなし散歩などできない。普段思い切り自由に走り回ることは出来ないので、河でリードをはずしてあげると、狂ったように駆け回る。
で、先週の日曜は犬用フリスビーを買っていつもの河へ遊びに行った。憧れの「ジャンプ&キャッチ」を習得させようと意気込んでいたのだが、如何せん、しつける為のおやつを持っていくのを忘れた為、豆はフリスビーをくわえた後「自分のもの」にしてしまい、なかなか返してくれないのだ。結局ただ単に「フリスビーを投げる→取って戻ってくる→でも返してくれない→豆の不意をついて奪い返すOR別のものに興味を示してフリスビーを捨てるのを待つ」と言う、なんとも情けないことになったのであった。でも、マア、楽しかったからいいのだけど。
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モリ君と朝市に行って小区へ戻ってきた時のこと。小区正面入り口のところに多分、誰かを訪ねてきた中高生くらいの女子が数人居て、門をどうやって開けたものか相談していたようなので、モリ君がカードキーで開けて皆を入れてあげた。それはいいのだが、この女子達、私たちの前を歩きながら「あのおじさん良い人だね〜」と話しているのが聞こえてきた為、「おじさん」と呼ばれたモリ君は激しくショックを受けていた。そりゃマア、まだ20代とは言えぼちぼちお父ちゃんになる年齢だからねえ、若い娘たちにとって、学生以外は全て「おじさん」でもしょうがないかも。
私は年をとることは別に嫌ではない。年を取って尚、若い子よりきれいな人も活き活きしている人もいくらでもいるし、要は精神的なものだと思うからだ。ただ、身体が言うことを聞かなくなることは何より怖く、私が生涯運動を続けたいと思うのは身体を動かすことが好きということ以外に、自分が理想の生活を送る為の精神力を保ち続ける為に体力と言うのは絶対的に不可欠だと考えるからだ。もちろん、身体が弱く精神力がものすごく強い人もいるが、私は基本的に精神力が弱いので、さらに体力もないと、もう、がたがたになってしまうのは目に見えている。
と言うことで、妊娠30週の妊婦は今日も走るのであった。