HSKそして同士について思う

2年半ぶりにHSKを受けてきた。
最近ちいとも勉強していないし、仕事でも全然中国語使わなくなったし、このままじゃあかんなー、と1ヶ月位前に10月の高等を受けようと一念発起し、問題集も買って準備を始めた。2年半前、初めて高等を受けた時も、1ヶ月前に受けるのを決めて勉強始めたんだから同じや、と安心していたのだが、よくよく考えてみるとあの頃はまだ学生で、毎日ただ勉強していればいい日々の1ヶ月であり、今回は勉強からすっかり遠ざかった状態でさらに毎日出勤しているんだから全く異なる状況なのであった。しかも、妊婦だから(?)夜はすぐ眠くなり勉強なんてやっておられず、毎朝出勤前にちょこちょこ勉強するぐらいで、結局1ヶ月で絶対終わると思っていた模擬試験集を終えることなく本番を迎えてしまった。
とは言え、なんだかんだ3年半中国に居て、以前より多少は口語のレベルは上がっているはずなのだ。前回の試験は口語で失敗して10級とれなかったんだから、今回はいけるのでは、と密かに期待をかけていたのだが、その考えは甘かった。最大の敗因は、自分が極度の緊張しいであることをすっかり忘れて、以前の失敗から学ばず口語の対策を全くしなかったことだ。つまり、また口語で失敗してしまったのである。400元も無駄金使ってしまった。
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午後、友人と会っていろいろ話し、なにやら考えることがあり、夜モリ君が帰ってきてから討論をひっかけたところ「ハサクは友達と会って帰ってくると、いつも変なこと考え始める」と言われてしまった。考えていたのは、私はどうしてモリ君と結婚し、モリ君はなぜ私と結婚したのかと言うことである。モリ君に聞くと何でそんな当然のことを聞くのかと呆れたように「そりゃ好きだからでしょ」と言われた。「でも、好きと言うのは単に恋愛の始まりの段階に発生する単純な感情にすぎず、結婚(つまりは今後の人生を一緒に生きていくことを決定する)を決めるに全くもって確固たる理由ではないはずやで」「じゃあ、ハサクはどうなんや」「とりあえず、一緒に暮らす上で私にストレスを与えないと言うことが判明して、マア、同士として一緒に生きていけるかなー、と思ったからやないかな」「・・・ひどい」
モリ君は、私が「同士」と言う言葉を使ったのがどうにも納得いかないらしい。でも、私としてはモリ君の器(家柄だとか、経済力だとか、一般的に結婚時に普通の女子が考慮するであろう条件)ではなく、モリ君自身の人となりを認めて選んでいるのだと言っているようなものだから喜ぶべきと思うんだけどねえ。
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腹は着々とでかくなり、体重も夏に比べると1kg増えてしまった。基礎体温が下がってきたからか、体力も回復してきたので、最近は豆と散歩しながら、時々一緒に駆け足もしている。朝晩の散歩が30分ずつ位、通勤に40分程、仕事中は1時間に1回仕事場の3階から1階まで降りて身体を動かすようにして、1日約15000歩。動いても息切れしない、運動できる幸せをかみ締めている。