晴れ

友人が遊びに来ると言うので、酒屋に電話してビールを1ダース持ってきてもらった。モリ君は下戸とは言わないまでも、ビール1本で気分が悪くなってしまうくらい弱いので、私がたまに缶ビールを買ってきて飲む程度で、普段めったに瓶ビールを買わない。と言うこともあって、瓶ビール配達事情に疎い私達、今回「1箱持ってきて」と言ったところ「簡装だと1本2.3元、精装だと1本3元」と言われた。モリ君は簡包装と精包装の意味がいまいちわからなかったのだが、とりあえず安い方がいいわ、と簡装を1箱頼んだところ、なんと2ケース24本届いたのだ。「ちょ、ちょっと待って1箱って12本やないの?」「さっき、簡装は1箱24本、精装は1箱12本って言ったやろ」とケースからビールをどんどん出して渡されていく。「ちょ、ちょっと待って、ケースはくれへんの?」「ケースがないから簡装やねんで」「・・・」と言うことでさらのままの瓶ビールが24本。ケースがあればベランダに置いておくことが出来るが、これから風が強い季節になるので、瓶ビールをそのままおいておくなんて絶対無理。なんとか、台所の吊り棚にスペースを空けて収納したが、一体いつまでに飲み終えることができることやら。ちなみに、遊びに来た友人は結局ひとりもビールを飲まず私ひとりが1本空けただけであった。残り23本。