朝起きると外は雪景色であった。寒いのは嫌いだけど、雪は好き。
週末のこと。土曜日はバレンタインデイであった。日本でも今年は明治だか森永だか知らないがなにやらメーカーが「逆チョコ」というのを仕掛けて結構受けている、というのを聞いた。でも中国ではもともと、男子が女子に花やプレゼントを贈るのが当たり前で、この日は街中にマッチ売りならぬ、花売りがわらわら出てくるのだ。そして、ホワイトデイはなし、と。全く、中国の女子は貰ってばかりで楽なものよのう。
ちなみにモリ君は日本のバレンタイン事情(女子が男子にチョコをあげる)を知っており、事前からずうずうしく「何くれるの、何くれるの?」とうるさいので、「靴下とかでいい?」と冗談で言ってみたら「そんなのイヤだ」とプンプン怒っておった。(そして結局何もあげなかった。鬼嫁?)私自身は、せっかく(?)のバレンタインと思って、自分で自分に普段よりはちょっとレベルの高いブラックチョコを買って満足したのであった。
日曜日、よれよれウェーブにとうとう我慢できなくなってストレートに戻してしまった。結局1ヶ月も持たなかったな。今はさくさくと髪をとかすことが出来て気分爽快。モリ君は午後同僚の結婚式に参加し、帰り道、昨日私に何もあげなかったことを何やら悪いナァと感じていたようで、百合の花を買ってきてくれた。「ハイ、ハサクの好きな百合」と渡されたが、私、一度として百合が好きなんて言った事ないんだけどねえ、以前、チューリップが好きって言ったような気がするけど。「そうや、チューリップやった!!!」・・・マア、百合もキレイだからいいんだけど。しかし、彼がくれた百合の花、一部すでに痛んで褐色になっている。どうしたのかと聞くと、花束を持ってバスに乗るのが恥ずかしくて歩いて帰ってきたら、寒さの為凍って痛んでしまったようだ、とのこと。全くモリ君らしい。