晴れ

大連は久々に暖かくなった。
「赤壁下」を観る。お正月と言うことで、映画館は大賑わいであった。映画の途中で曹操が小橋に言ったなんでもない台詞が妙に受けていたので後でモリ君に聞くと「ああ、あれは突然現代語になったから皆笑ってん」と言うことであった。もちろん台詞の全てが古語と言うわけではないが、私にとっては字幕を追っていても結構難しい。(外国人が時代劇を見る感じか？)
さて、お母さんが来て6日が過ぎたわけだが、正直、相当参っている。ちょっともう耐えられへんわーと、突如帰国しようと思い立ち、飛行機のチケットを調べてしまったくらい。(モリ君になだめすかされなんとか思いととどまる)とりあえず、今後何があろうとも同居など持っての外、今回の様な長期滞在も絶対無理だ、と言うことをモリ君もさすがに理解したようだ。私の性格上こうなるであろうことは予想できていたので、事前にずっと「お母さん来ても良いけど、長く居てるのはイヤや、私耐えられへんと思う。2.3日じゃあかんの？」と言い続けていたんだけどねえ、彼は「2.3日なんて絶対あかん!!遠くからわざわざ来るのに。大丈夫、うまくいくよ。あっという間やし」の一点張りだったのだ。しかも、もともとは「ぎりぎりやと切符買えへんかもしれんし、元旦の休みから来てもらおうか？(つまりは1ヶ月以上滞在するという意味)」ととんでもないことを言っていたのを大反対して、なんとか春節前に来てもらうことにしたのだ。ハー、ユウウツ。
中国に来て3度目の春節だが、毎年この時期はなんやかや辛い思いをしてるだけであまり良いイメージが無いのであった。