日中雨が降ったため、気温がぐっと下がり、すっかり秋めいてきた。ことが原因かどうかわからないのだが、またもお腹が痛くなってぶっ倒れてしまった。例の如く「お腹がものすごく痛い→血液が一気に下がる→脳貧血状態となる→体中が冷たくなり痺れてくる→過呼吸気味になる」と言うのを会社で起こし、職場の人を慄かせてしまった。さっきまでぴんぴんだったくせに、突然ぜーぜー言い出し、何を聞かれても返事も出来ない状態で、床に転げ落ちてそのままなんだから、そりゃ皆びっくりするわな。
とりあえず床に寝かせられ、「下手に動かすな、そのまま!」「心臓発作か!」「脈をとらなあかんのちゃうか!」「死んでしまう!」と皆がパニック状態になっているのを朦朧とした意識の中で聞いていたが「お腹が痛くって貧血起こしてるだけやねん」と説明する余裕はなく「病院に連れて行こう!」と言うのを、必死で「ダ、ダイジョウブ・・・」と阻止し、ようやく皆に抱えられてベッドへ連れていってもらった。それから昼に食べたものを戻し、1時間ばかり腹痛と戦った後、けろりと治り、仕事に復帰したのであった。
このパターンは以前(近いところで昨年の5月)も経験しており、私としてはそれ程変なことでもないのだが、さっきまで死にそうだったくせに、たった1時間で回復したことが職場の同僚は不思議でならないようで「本当に治ったの?もうお腹痛くないの?」と何度も確かめられた。職場の人に虚弱体質と思われたようで少々憂鬱。
さて、そんな病み上がりの身ではあるが、今晩夜行列車に乗ってハルピンへ行くのである。考えようによっちゃ、一人で列車に乗っている最中ぶっ倒れたらえらいことだったので、会社で倒れて幸いだったのかも。