曇り

発熱の週末。
どうやら、ちょっと疲れるとすぐ熱を出してしまう体質になってしまったようだ。
昨日は、大連に来て3度目の歯医者へ行った。1度目は2年前の5月、以前治療していた右奥下の親知らずの被せものがはずれた際、2度目は1年前の5月やはり同じ被せものがはずれた際、そして今回も当然同じく被せものがはずれたのであった。もともと、この被せものには小さな穴があいており、1度目も2度目も医者から「同じものを被せても、この穴からじわじわ水分が入るからまたきっと取れるよ」と言われていたのだが、新たに被せものを作ると結構高くつくし、とりあえず今はその場しのぎで、日本に帰ってきちんと治療しよう、と思っていたのだ。が、今の所、いつ日本にきちんと帰るのかもわからないし、今回は少々高くても、被せものを作ることにした。
大連で一番有名な歯科は、沙河口にある大連口腔医院で、ここには外国人科もある。前回2回はここに行ったのだが、外国人は割高だし、他にどこか地元民お薦めの所が無いかしら、と中国人の同僚に聞いてみた。が、彼らも皆やはり口腔医院へ行くと言うので、そこへ向かう途中、偶然「雲増口腔」と言う新しく建て替えたらしき、きれいな歯科を発見した。新しい→儲かっている→腕がいい、と言うやや強引な思い込みにより(と言うより実は、口腔医院まで行くのが単に面倒になっただけだが)試しに入ってみる事にした。
先生は30代の女性と男性の2人で、男性の方が腕は良い様だ。(基本的には女性の先生が私を見てくれたのだが、歯の型を取るのにちょっと技術が居る際、男性の先生がやってくれた)女性の先生は以前口腔医院で働いていたとのこと。外国人の患者も時々来るとのことで、日本人も診た事があると言う。その先生が、私の問題の歯を診て「こ、これ、どこで治療したの?ものすごく、ひどい治療やわ。えっ?日本で?以前日本人の治療したのを診た時、すごくきれいやったから、日本の歯科技術は高いって思っていたのに・・・」と言う。私は日本に居た時、いろいろな歯医者を渡り歩いていたので、一体どこで治療したのか私自身もわからないが、日本は山ほど歯科があるので、いい医者もいればやぶ医者もいるのは当然なのだ。
今回は歯をちょっと削って、新たに作る被せものの型を取り、とりあえずちゃんとしたものが出来るまでの間のプラスチックの被せものをつけてくれた。来週行って、新しいのを被せてもらって完了。まだ完了していないのではっきりとは言えないが、治療も丁寧だし、値段も結局400元で済んだし(確かロンベンが同じような治療し口腔医院でした時は、7〜800元と言ってたはずなので半額位)結構満足している。良さそうだったら、これから歯垢除去もここに来てやるつもり。