曇り

深すぎて具が行方不明になるのだった

こちらで鍋と言えばいわゆる「火鍋」と言うものだ。その名前から四川の真っ赤な鍋を想像してしまうのだが、スープは選べるので、辛いのが苦手な人でもフツウにおいしく食べることが出来る。私は元々鍋が大好きだし、これまでも時々友人と食べに行っていたのだが、今回初めて家で鍋をした。
と言っても、土鍋もカセットコンロも無い、もちろんホットプレートも無い、でどうしたのかと言うと、炊飯器を鍋として使ったのであった!!
この技を私に伝授してくれたのは艶娜である。ちなみに彼女の家の炊飯器は、昔なつかしガス炊飯器風の蓋をはずせるタイプであり、ちょっと深手のホットプレートと言う感じで鍋をするのにそれ程違和感は無い。(ただし、鍋が深すぎる為、立ち上がって具を取らねばならない)しかし、我が家の炊飯器はフツウのタイプで蓋は外せず、やはり違和感ありまくりだった。何と言うか「昔の貧乏学生がアパートで食べる鍋」と言った風情。これを使って4人以上で鍋は絶対出来ないし、様子を見てやはりホットプレートを買おうと考えている(こちらにも売っているのですよ、ちゃんと)のだが、とりあえず2,3人で食べる分には問題は無いし、これからもどしどし活躍させるつもりだ。
で、次回の鍋はもちろん、蓮根つくね鍋!