晴れ

栗の季節だ。
夏の間は姿を消していた学校前市場の爆発栗のおじさんとおばさんが戻ってきた。しかも今年は圧力器(?)が2台に増えて待ち時間がやや短くなったと言うのはありがたい。先日買った栗1kgは二日で食べ切ってしまった。
今市場に出回っている栗は1kg10元(約150円)前後ととても安い。今日は元々ジャンニと相互学習をする約束をしていたのだが突然キャンセルになり、ぽっかり暇が出来たので以前から挑戦してみたかった栗の渋皮煮を作ってみることにした。まずは近所の朝市へ栗を買いに行く。ぐるりと廻って一番安かった所で1.5kgを約120円で購入、スーパーで重曹と砂糖を買い、これで準備完了だ。
家に帰ってネットで調べた作り方に沿って作業を始める。2日も3日もかかるやり方もあるのだが、私は一番簡単そうな1日で出来るやり方を選んだ。まずは栗を沸騰するまで熱したお湯につけ、鬼皮を柔らかくした後ペティナイフを使って渋皮を傷つけないよう剥いていく。この時点で私は安い栗を買ったことに後悔した、と言うのも、安い栗はつまり小さい栗と言うことなのだ。同じ重さでも大きさが小さければもちろん数は増える、10時から12時過ぎまでをひたすら皮を剥き続ける羽目になってしまった。その後重曹を入れた水で灰汁を取りながら15分煮た後お湯を捨て、水にさらす。それから指で軽くもみながら汚れや、硬い筋を除く。この作業も数が多いだけに一苦労である。これを再び重曹水で灰汁を取りながら15分煮た後お湯を捨て、水にさらし、次は水に入れて灰汁を取りながら10分煮る。お湯を捨て水にさらしてから、最後に砂糖と水と共に15分煮て火を止め、そのまま冷まして出来上がり。苦労しただけに、満足のいくものが出来た。(コバヤシさんのお母さんには敵わないが)来週職場に持って行く予定。
残った栗を使って晩、栗ごはんを炊く。当分栗は剥きたくない。