晴れ

月曜から仕事が始まりようやく1週間が経った。私の配属された部署は私以外皆中国人で、中国語の訓練には良い環境と言える。が、今はまだやはりしんどい。皆私と話す時は標準語を話してくれるのだが、中国人同士で話す時は方言になってしまうので、端で聞いていて50%わかるかわからないかと言う状態なのだ。皆が何に大笑いしているのかとんとわからない時等、たまに孤独を感じないでもない。まあ少しはハードな場所に身を置いた方ががんばれるので良いのかもしれないが。
今週はひたすら資料を見て勉強。私としては仕事をしながら覚えていく方が断然効率良いと思うのだが、私について教えてくれている辛さん曰く「これが一通りわかっていないと仕事ができない」とのこと。周りが忙しそうにしている中一人椅子に座って資料を読んでいると言うのは、ものすごく苦痛を感じる。私はやっぱり暇より忙しすぎる方が性に合っているのだ。
昨日は日本人の上司と同僚が歓迎会を開いてくれた。日本人が開いた洋風居酒屋のようなところへ行ったのだが皆「どうだ、めっちゃおいしいだろ!」を連発する。めっちゃおいしい、と言うかちょっと味の濃い、日本の一般的なまあ悪く無い居酒屋のレベルである。大連には日本人が開いた店が多くあり、大連で働いている日本人は大体こういう店に行っている様なのだが、私は学生だったこともありわざわざ高いお金を出してそうした店に行ったことはほとんど無い。が、今日行ってそうした店のレベルが大体わかった気がした。(つまりは高い金を出して自分で食べに行く必要な無い、と)特にうちの上司など365日外食生活を送っているような人達なので舌が完全に濃い味に慣れてしまっているようなのだ。私の考えとしては、ここに無いものは無いものとしてあきらめ、ここにあるものの中でおいしいものを探したり、自分自身で作れば良い、どうしても食べられないものは日本に帰った時に食べれば良い、と言うもので、ムリに日本人向けの店だとか日本人向けの味付けだとかにこだわるつもりはない。まあ、会社から派遣されて否応無くやってきた人と、選んでここにいる私とは元からスタンスが違うのでしょうがないのかもしれないが。
まあ料理のことはさておき、歓迎会は楽しかった。うちが大阪の会社と言うこともあるのだが、完全に関西ノリ、よく笑った。とりあえず、一緒に働く人が良い人だと言うのはありがたい。
そして迎えた週末、久々に風邪を引いてしまった。