快晴

久々に朝から良い天気。しばらく雨に悩まされてきたので、太陽のありがたみをしみじみ感じた。
私達が泊まった宿のオーナー摩梭族の青年がガイドをしてくれることになり、広東組4人と共に6人でチャーターして、朝6時出発で日の出と摩梭族の村を観光することになった。何がおもしろいって、ガイドの話がおもしろかった。彼はまだ30なのだが、中卒でラオスへ出稼ぎに行き波瀾万丈の日々を送り、現在は事業に成功して悠々と暮らしている。彼の話を聞いていると、学歴なんてささいな道具(場合によっては道具にさえならない)なんだよな、と改めて実感した。かつてチャンイーモウが村に撮影に来たとき、彼は世話役をしたそうだが、その時チャンイーモウの上から見下した態度に一喝して以来、彼らは良い友人になったと言う。それも十分理解出来る。ぱっと見ひょうひょうとしているのだが、ものすごく頭の良い青年なのだ。
午前10時に村をあとにし、麗江への帰途へつく。行きと同じく6時間で帰り着く予定が、途中4カ所大規模は土砂崩れに見舞われ結局10時間以上かかってやっと帰り着いたのだった。
マア、土砂崩れを体験するなんてそうあることじゃないんだから、これも良い経験と言うことにしておこう。
[チャーター、ガイド100元]