戊卯/雪

おいしかった

雪が積もった!何度も滑って転けそうになりながらカルフールまで歩いて行く途中、たくさんの雪だるまを見た。大人も子供も皆嬉しいようだ。
ずいぶん迷っていたけどとうとうDVDを購入してしまった。一番安い160元位のでいいや、と思ったのだが、店員の人が激しく「これはあかん、盗版やと見られへんのもある」と言って別のを勧めてくる。確かに盗版が見られないと困るよなあ、と思いつつ「あかんのにどうして売ってんねん」と突っ込んだり「何かサービスはないのか」とわあわあと食い下がったりしたものの、いつもの如く結局セールストークに納得させられ、300元のを買う羽目になってしまった。
半年近く言い続けた甲斐があり、とうとうシュエフォンが私達を家に招いてくれた。「さあ、皆、僕が作った料理を食べて」とどんどんと出てくるごちそうに感動、と思いきや、台所で腕を奮っているのはジャンニであった・・・やっぱり。万三君、春林君、湘人君、シュエフォン、ジャンニ、ロンベン、フジイさん、私の総勢8人で、3時間独壇場でしゃべり続けたのはフジイさんである。彼は私になぜかとてもなついており、久しぶりに私に会えて非常に興奮していたらしく(変なイミではない)ひっきりなしに「カワベさんあのね、カワベさんあのね」と自分の話したいことを早口の日本語で訴え続ける。湘人君とロンベン以外はそれがほとんど聴き取れないのでしょうがなく、私はそれに相槌を打ちながらゆっくり目に復唱して皆に説明することになった。フジイさんは鼻水を流しながら、唾を激しく飛ばしながら、自分の言った事に大受けして涙を流して笑いながら暴走し続けたあげく、眠いと言いながら本当に眠ってしまった。いやはや、楽しい一日だった。