己未/朝霧のち曇り

先学期同じクラスだった韓国人の友達3人、それにフーちゃんと私でご飯を食べに行く。学期が進むにつれて授業に出ない人が増えてくる中で、この5人はとりあえず最後まで残っていた組で(つまり真面目なのだ)夏休みに入ったら打ち上げをしよう、と約束していたのである。
皆で相談した結果、韓国料理を食べに行く事になった。韓国料理は普段もよく食べに行くのだが、そこでは冷麺だとかチャプチエだとかプルコギだとかチヂミだとか、つまり定番の韓国料理を食べる。が今日は「米腸」と言うちょっと変わった料理を食べさせてくれる店に連れて行ってくもらった。「米腸」と言うのは豚の腸に米や春雨を詰めたもので、一見黒いソーセージと言った感じだ。これを炒めたり茹でたりして食べる。少し独特の風味があり、プチプチと言う歯ごたえが心地よく私はとても気に入った。
帰り道フーちゃんと話す。相変わらず次元の低い話しか出来ないのだが、最初の頃よりもぐんとコミュニケーションが取れる様になった、と言う事が私達にはただただ嬉しいのだった。