甲申/曇り

口語の授業で恥をかく。間違えるのは恥ずかしい事ではない、と先生は何度も言うのだけどやっぱり恥ずかしい。私は自分の能力についてある程度客観的に見て把握していると同時に、出来ない自分を隠したい見栄っ張りな部分もあって、人前で自分の無能をさらすことを嫌がる傾向があるように思う。まあ、嫌がっていても度々それをさらしているわけだが、その度に落ち込む、そしてあっと言う間に復活する。いちいち気にし続けていたらやっていけない。
今日は授業中、日本のゴミ処理問題について話している途中で混乱してきて、自分が何を言っているのかわからなくなり、ますます意味不明の中国語を話しているところで先生から「何を言っているのかわからない」と言われてしまい、撃沈した。
「何を言っているのかわからない」と言う言葉は、相手に言われるのも自分で言うのも一番嫌いな言葉なのだった。