丙申/晴れ

ミニポーもがんばっている、いろいろと

昨日から授業が始まった。授業時間は、1時間目10:10〜12:00、2時間目13:10〜15:00となっている。大方の留学生は授業後、課外授業(太極拳だとかビジネス中国語だとか)を選択したり、家庭教師や日本語学科の学生との相互学習をして過ごしている。科目は口語(会話)、听力(ヒアリング)、精読の3科目で听力のみ週2回、口語と精読が4回ずつある。
初日は精読と口語だった。まだどのように授業が進められるかわからない為、予習も一体どこまで何をしたら良いのかわからず、とりあえず教科書の第一課だけやっておく。もし授業を受けてみて、全く理解できないようであればクラスを下に下げなければならない。予習をした段階では、教科書の内容は特に難しくは感じなかったので、問題は先生の言葉を聞き取れるかどうかなのだ。日本での学習はほとんど独学に近く、先生についたのは初心者の講座と4ヶ月週1回の個人レッスンを受けただけなので、聞き取りと会話には全く自信がもてない。
間に10分の休憩を挟んで50分50分計100分の授業、なんて一体何年ぶりのことだろうか。学生の頃は呆れる程の居眠り魔だった(恐らくあの時期、人生に必要な睡眠をまとめて採っておいたのだ)だけに、眠くなったらどうしようと言う事も不安だ。しかし終わってみればなんのその、眠気なんて感じる暇も無いくらい集中できた。と言うのも、ちょっとでも気を抜くといきなりついていけなくのである。それだけ集中して、なんとか先生の言う事の半分位を聞き取り、残りは前後の文脈で読み取ると言う状態だ。どのレベルのクラスで受ければ良いのか、と言うのは人によって考え方が違う。基礎から復習しながらになってでも、きちんと理解出来るクラスでやりたいと言う人も居る。私自身は今更また発音から始めるのももったいないし、自分より少々レベルが上の場所でがんばっていく方を選ぶことにした。
当然久しぶりの授業はかなり疲れたが、ものすごく楽しい。授業が始まってようやく心から、留学して良かったなあと思った。(この気持ちが続くことを祈る)