陽のアルバム

雨降りの週末となり、ようやくたまっていた写真を整理することができた。アルバムをどう作るか、と言うのは陽が産まれてからネットでいろいろ調べた。センスも無いし、面倒くさがりの私は流行の手作りアルバムなんぞに手は出せず、今は安価となった業者に頼むことも考えたが、結局フツーのフエルタイプのアルバムにフォーマットを決めて(非常に私らしく)きちきちと貼っていくことにした。かわいげも何も無いが、とにかく1枚ずつコメントだけはつけることにしている。
元々マメに写真を撮るタイプではなかったので、初期の勢いは衰えたものの、やはりこの1年の間に撮った陽の写真のデータはかなりある。私はデータがたまってきたらそこから良いものをフォルダにコピーしてためていき、1,2ヶ月に1度デジフォト便と言うサイトでプリントアウトする。写真が届くと、ヒマを見つけてコメントをつけてアルバムに貼るだけなのだが、陽がうろうろしている時は出来ないし、いつも延ばし延ばしになってしまうのだ。
今1歳2ヶ月までの写真を貼り終えて、1冊120枚のアルバムが2冊半。その都度その都度、良い写真だけを選んでプリントアウトしているので、当時はいつも「かわいいなあ」と思っていたのだが、改めて最初から見返すと、産まれてから昨年の秋頃(つまり、7ヶ月位)までは髪も薄く、まるまる太っている上、ひとりで動けないし座れないので、ほとんど寝転がった状態のブサイクな写真も多かった。それに比べると、髪が伸びて、動き始めてからの写真は本当にかわいくなったなあとしみじみ思う。
何年か経って、陽と一緒にこのアルバムをめくる時がくるのが今から本当に楽しみでならない。そしてその時、薄毛、地黒、デブの赤子時代を笑い飛ばせる娘に成長していてくれることを祈る。