庚辰/曇り

シャンベンと共にイン先生の家に遊びに行く。外から見るとフツウの団地で、エレベーターも無く5階までえっちらおっちら階段で上がって行ったのだが、一歩室内に入ると内装は日本の高級マンションと変わらず驚いた。各部屋に1台ずつパソコンがあり、居間のパソコンは巨大な薄型テレビにつないで、インターネットでいつでも映画を見ることが出来る。もちろん浴槽もある。床が輝いている。旦那さんが趣味で集めていると言う、爬虫類の剥製だとか、アンモナイトの化石だとか、アフリカ系の置物だとかがあちこちにある。しかも最近市内に一軒マンションを買ったらしい。そうか、知らなかった先生は金持ちだったのだ!!
午後、日本のワカちゃんと音声チャットでつながり、彼女がスピーチコンテストの原稿を読むのを先生と一緒に聞いた。私は初めて「音声チャット」と言うものを体験したのだが、本当に便利なものだと感動してしまった。私も必ず導入しようと決意する。そのようにして、朝から晩までずっと先生とおしゃべりをしたり、日本語を教えてあげたり本当に楽しかった。中国にはほとんど「ホームステイ」と言う制度は無いのだが、もしあればどれだけ口語力が上がるだろうと思う。次は週末に行って先生の息子さん(先生の壮大な予定では数年後に日本に留学することになって居る)とも会う予定。