甲寅/晴れ

花が咲いた

先日シャンベンはカラオケ大会を見に行った時、声をかけてきた中国人の男の子にまたも軽率に電話番号を教えてしまい、それからずっと電話とメールの攻撃にうんざりしていた。と言っても、どうせ今後会うことは無いんだし無視していればいいことだ、とたかをくくっていた所、なんと昨日うちの学校のロビーでシャンベンはその男の子と邂逅してしまったのだった。その男の子はうちの学校の日本人と相互学習をしていることが判明し、それからシャンベンは怯えることしきり。とにかくはっきり言わないと伝わらないだろうと、でたらめを並べた拒否のメールを送り、それでとりあえずなんとか解決、したようだ。
と言う話をジャンファンにしたら「そりゃあ初めて会った人にすぐ電話番号を教えたら、向こうも相手が好感を持っていると思うやろ」と言う。その後彼女にいろいろな話を聞き、中国人には「ストーカー」の概念が無いのではないかと疑ってしまった。電話番号を換えても換えてもなんとか調べ出して連絡してくるような人も、来るなと言っても家の前でずっと待っているような人も、恋人が居ても結婚していないなら関係無いだろうと押しの一手の人も「正常」の部類に入るらしい。恐ろしいことだ。