乙巳/晴れ

ミィちゃんが帰ってしまった。残されるものの中で最もダメージを受けているのは彼女に懐いていたシャンベンで、次が恐らくミィちゃんのことをものすごく気に入っていた寮のおじさんなのだ。私は、そうだな、また会えるからと思うし、今はまだそれ程実感が湧かない。と書きながら、空港へ見送りに行った事をぼんやり思い出していたらなんだかじわじわ寂しくなって来た。別れと言うのはいつだってイヤなものなのだ。
空港へ行く途中の気温表示を見ると31度だった。最近の蒸し暑さは日本とちっとも変わらない。