庚辰/晴れ

ワカちゃんお疲れさま

スピーチコンテストの決勝戦に学校をあげて応援に行くことになり、午後からの授業が朝8時からの振替となった。普段私達のクラスは10時過ぎから始まるので、ただでさえ少ない口語の授業の出席者はものすごく少なく、先生に申し訳ない気分になる。
学校をあげての応援と言ってももちろん強制ではないのだが、私は結局、学校の予選、市の予選、決勝と3回とも見に行ったことになる。決勝と言うこともあって予選は別に行われた小学生、中学生の部も同時に日航ホテルで行われた。こちらに来てまだ1年にもならない子供が中国人と変わらない流暢な中国語を話すのを聞いて、やはり外国語は早いうちに始めた方が良いと言うのは本当なのだと実感し、ひたすら羨ましく思う。
大学生の部は予選も見に行っているのですでに一度聞いた内容である。(一部変更していた人もいたが)しかも私達の学校の代表3人のスピーチを聞くのは3回目なのだ。3人のうち韓国人の男の子が見事6位に入賞した。他の学校の代表はほとんど本科生なので、本科生が1人も居ないうちの学校が入賞するのは今回が初めてらしく、先生達も大喜びである。彼のスピーチを学校の予選で初めて聞いた時は、ほとんど全く内容がわからなかった。が、彼のスピーチ自体も最初よりぐんと良くなっているし、私自身も3回目でようやく、かけらくらいは聴き取れる様になった。他の参加者達のスピーチもなんとかついていける。そう、今日の第一の目的は応援で、第二の目的はヒアリングの勉強のためでもあったのだった。