辛酉/晴れ

桜桃で6月が始まる

今日は子供の日。祝祭日が続いているのは奇妙な気もするが、端午節が毎年変わるのに対してこどもの日は6/1に決まっているので、今年は偶然続いているだけの事。しかも、端午節は休日ではなく、子供の日も休みになるのは小学生以下だけである。子供だけ休みなんて、かえって親は困りそうなものなのだが。
最近市場にサクランボが出回り始めた。私は元々サクランボをそう好きな方ではない。一体どうしてあんなに安っぽい味の果物が高級果物として崇められているのか私にはとんと理解出来ない。・・・と思って今ちらっと調べてみた所、栽培にものすごく手間がかかり(寒さ、暑さ、霜、風、雨に弱い、病気にかかりやすい)ほとんど山形以外の気候条件で作るのは難しい、そのため生産量が少ない、よって値段が高くなる、と言う事であった。(私はこれまでサクランボに興味を持ったことがなかったので初めて知ったことなのだが、もしかして常識なのだろうか?)
厳密に言えば、私はサクランボは好きではないが嫌いでもない。ただ果物を選ぶ条件がヨーグルトに入れて食べるのに適しているかどうかで、今出回っているサクランボと、スイカと、ちいともおいしくないスモモはどれももうひとつ、ヨーグルトと共に食すのには適さないのである。(では何が適するのか、それはリンゴとハッサクに決まっている!)もうじき桃が出回るらしいので楽しみに待っているのだが、それまでは細々と時期外れのリンゴを買って食べている。とは言えやはり旬のものは気になる。しかも中国のサクランボはもちろん日本の程高くはないので試しに買ってみる事にした。
感想:フツウにおいしいがやはり安っぽい味である。ここでは500g200円位なので実際安いのだがだが、日本のサトウニシキだと約10倍の値段なのだ。この味に対してあの値段は高すぎる。結局の所、サクランボの最大の長所は見た目のかわいらしさにつきる、と私は思ったのだった。