壬辰/晴れ

先生達が夜遅くまでかかって採点してくれたらしく、昨日受けた試験の結果がもう出てきた。
今回の試験は授業の内容とは関係なく、HSK漢語水平考試)と呼ばれる外国人の為の中国語検定試験の模擬試験だった。HSKは1年に3回(今年は4、6、12月)行われる。来て早々の4月は当然受けなかったのだが、6月はせっかくなので試しに受けてみるつもりでいた。が、気づくと後1ヶ月半となり、しかも間に連休をはさむことを考えると、今更HSKの勉強を始めても間に合わないに違いないだろうと思う様になった。そう言うわけで今回の学校で受けた試験をちょうど良い「試し」と考えて6月はパスし、12月に受けることにする。
試験はヒアリング・文法・長文読解・総合の4部門に分かれている。それぞれ100点ずつで、総合得点で級が決まるのだが、各部門それぞれがその級の基準点を越えていなければならない。つまり、平均して点数を取る必要があり、総合得点で8級(数字が高い程良く、留学生の多くは8級を目指す)だったとしても、文法が5級だとすれば、結局5級しか貰えないと言うわけだ。
私の結果は文法と長文読解は7級、ヒアリングと総合が4級、総合得点は5級、そして最終的には4級になった。ヒアリングの結果は予想通りだったとは言え、文法と読解の結果は初級クラスの中ではかなり良い方である。まあ日本人にとって読解など国語の問題の様なものなのだ、中国語の実力だけと言えないのが悲しい。クラスでは「話せない落ちこぼれ」の私がこうなのだから、それはつまり、話せるかどうかとHSKの級とはそれ程関係がないと言うのを証明したのであった。