甲寅/晴れ

いかした作業員、下に人だかり

私の現在住んでいるところを北白川だと考えると、歩いて15分程のカルフールやマイカルがある西安路あたりが四条で、バスで30分弱の中山広場周辺が大阪と言う感じだろうか。こちらへ来て3週間も経つと言うのに、中山区まで出たのは初日に晩ご飯を食べに行ったのと、銀行へTCの両替に行った時だけだ。つまりは左京区で事足りる時は左京区を出る事無く、四条で事足りることはわざわざ大阪まで行かない、と言う日本に居た頃の私とほとんど同じような生活を送っている。
そうは言っても、まだ四条(西安路)でさえ制覇していないのである、況んや大阪(中山区)をや。なので今日は午後から西安路の新規開拓に出かけた。黄河路沿いのカルフールとマイカルはすでに常連(?)なので見過ごして、西安路から北へ上がる。地図を片手に、まず目指すは新華書店だ。新華書店と言えば中国の大手ブックストアで、北京で行った時に、四条のジュンク堂のようだと感じたのを覚えている。だが、西安路の新華書店はそこまでの規模はなく1フロアのみで、私の欲しい参考書は置いていなかった。つまり、それを手に入れるには大阪(中山区)のさらに大きな書店に行く必要があるということなので、後日また。
その後、さらに少し北へ上がりウォルマートへ行く。ぐるりと回って、カルフールと大差無い事を確認し、初めて見つけた無糖ヨーグルトを嬉々として購入し店を出る。最後に地図にある「電子城・図書城」と言う所へ行くつもりだったのだが、その名前に秋葉原的な雰囲気(と言っても実際に行った事は無いのである)を想像してしまい、素人が踏み込むとえらいことになるのではと言う恐れと、すっかりくたびれてしまっていたのとでまたの機会にして帰る事にした。
後日譚。中国人学生に「CDはどこで買えるのか」と聞いた所「電子城に行けばなんでもある」とのことだった。つまり一番行きたいところだったのである。