乙亥

柿食う日々

朝、ジョギング25分。
午前中、たま木亭へ行く。チョリソーの入ったパン、サルタナフィッグ、ルージュ。初めて食べたルージュは、ものすごくおいしかった。
昼、卵プリンもなか。晩、スーパーカップ抹茶。
昼寝の後にコンタクトも眼鏡もせずに本屋へ行ったら、背表紙の文字がほとんど全く見えず驚いた。いつの間にこんなにも視力が落ちたのか、さすがにもう裸眼では暮らせない。
「酔って候」読了。
山田風太郎忍法八犬伝」読中。

忍法八犬伝 山田風太郎忍法帖(4) (講談社文庫)

忍法八犬伝 山田風太郎忍法帖(4) (講談社文庫)

隣家は最近災難続きで、先日は玄関前の水槽のカメがさらわれ、今度は家の前に置いておいた自転車(銀色のGIANTのMTB)が盗まれたらしい。と言うことをなぜ私が知っているかと言うと「返して下さい!」と言う張り紙が表に出ているからである。うむ、多分還っては来ないだろうナア、と思いながら、そんな張り紙を出すこの家族が私は好きなのだ。娘は今日から父親のロードで通学を始めて、まだドロップハンドルが怖いと言っていたが、そのうち楽しさに目覚めるはず。

・辛くして我が生き得しは彼等より狡猾なりし故にあらじか/岡野弘彦「冬の家族」
・空をはさむ蟹死にをるや雲の峰/河東碧梧桐「続春夏秋冬」
・てんと虫一兵われの死なざりし/安住敦「古暦」