乙巳/迎え盆
雨が降ったりやんだり。今日もふるほんまつりへ行く。湿気の為か古本独特の匂いがきつい所が多々あり、本を探すどころではなくしばしば朦朧としてしまった。欲しい本はあった、のだけどどうも部屋に入れることが出来ない状態だったのであきらめる。つまり、私はその程度のなんちゃって本好きということなのだね。収穫無しと言う事もあって、疲労度もいや増す。
昼、MOWミルクバニラ。晩、エスキモー抹茶。
一日中心身共に調子は悪いまま。今は少しましになったか。
「予告された殺人の記録」読了。
司馬遼太郎「尻啖え孫市」読中。
- 作者: 司馬遼太郎
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 1974/05/15
- メディア: 文庫
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流るる血をながしつくして厨辺に死魚ひかるなり昼の静けさ
風もなきにざっくりと牡丹くづれたりざっくりくづるる時の来りて
かくばかり苦しき恋をなすべくして長らへにけるわれにあらぬを
/岡本かの子「浴身」
今日で「春秋の花」が終わった。此処から私は、十分に感興及び利益をもたらされた、と断言できる。