庚子/初伏

三伏のひとつで、夏至後三番目の庚の日。
お昼、ヒロコさんとぐろっとでランチ。進々堂でお茶。
晩、太極拳。簡化の1/3までなんとか覚える、復習が必要。
エスキモー小豆。
赤と黒」を読んでいる、今日はほとんど読んでいないけど。
『また、晩年まで老いずにじりじりとのぼりつめて、ばたりと倒れた大家もいる。たとえば夏目漱石であり森鴎外である。/吉本隆明
『それから 世界の病巣には美しい打撃を あたえねばならぬ』
『〈感性〉の衰えをしめすはずの年齢にありながら、いささかもその徴候を見せぬどころか、青年期よりもはるかにとおい深淵と、ゆけども迷路は増すばかりであるというような、人間存在の在り方をのぞかせつつ死をむかえた文学者は、明治以後に、ただ夏目漱石とべつの意味で森鴎外を数えられるだけである。』