丁亥/半夏生

雑節の一つ、夏至から11日目。私にとって半夏生と言えば「橋のない川」につながる。ピニャコラーダが「ダンスダンスダンス」につながるように。
「カンバセーション・ピース」を読んでいる。またまたど真ん中に来た。
カラマーゾフの兄弟」を読んでいる。
スーパーカップ小豆。
『花草の満地に白とむらさきの陣立ててこし秋の風かな/与謝野晶子
『夜の二時を昼の心地にゆききする家のうちかな子の病ゆえ』
『水引の赤三尺の花ひきてやらじと云ひし朝露の道』
『吾木香すすきかるかや秋くさのさびしききはみ君におくらむ/若山牧水
『道々の秋野に花はゆらぎたれど尚眼をとぢて見たきものあり/中村憲吉』
『うつり行く女のこころしづやかにながめて秋をひとりあるかな/前田夕暮
『秋さびしもののともしさひと本の野稗の垂穂瓶にさしたり/小泉千樫』