丁卯

夕方ジョギング60分。初夏、日曜、夕方の鴨川はありとあらゆる人がありとあらゆる行動をしていてその観察が楽しい。
昼、WAVEカスタードプリン。晩、スーパーカップチョコレート。
司馬遼太郎「韃靼疾風録」を読み始める。
『これのみやけふはありつることならむ松のみ一おちし夕ぐれ/大隈言道』
『黄昏の軒のつまゆくかたつぶり日くれ道のみ遠げなるかな』
『落ちし葉のひと葉のつぎにまた落ちむ黄なる一葉の待たるゆふべ/若山牧水
『皐月ゆふべ梢はなれし木の花の地に落つる間のあまきかなしみ』
『牡丹花は咲き定まりて静かなり花の占めたる位置の確かさ/木下利玄』
『花びらをひろげ疲れしおとろへに牡丹重たく萼をはなるる』
[銀の道残し何処行くかたつぶり/春紫]