戊午/寒食節

スペイン館

『寒食節はちょうど冬至の翌日からかぞえて百五日目にあたり、隋・唐の時代には清明の二日前に固定し、宋代には三日前と定めていた。晋の文公は、介子推の生前「士は甘んじて焚死しても公候にならず」という志を通した高尚な人となりをたたえて、この日には家ごとに火を使わず、あらかじめ用意しておいた冷たい食べ物を食べるように、全国に命令をくだした。長いあいだにこれが次第に風習と化し、独特な「寒食節」となって受けつがれた。』
ヒロコさんと、愛地球博へ行く。翌日暖かくなる、と言う天気予報に合わせて薄着で行ったため何より寒さが辛かった。平日なのであまり人は多くない。と思っていたのだけど実は今日は、これまでで最高の人出だったらしい。マンモスラボ・NGKウォーターラボ・中国館・韓国館・モンゴル館・スペイン館・スイス館・イギリス館・北欧共同館。
楽しくないことはなかったのだけど、こう言ったテーマパーク系の作り物はあまり好きじゃないなあと改めて思う。本当に重要な(と私は、思う)ところを、ものすごいお金をかけ、最新技術の電光やCGや音響を駆使してデジタルエンターテイメントでごてごてに装飾し、見る人をケムにまく。こんなもので、大人は騙されないけど、まだまだ世界が狭い子供達ならばそれなりに驚きや発見や楽しさを得られるかもなあ、と言うのが私の結論。恐らくもう行かないな。
晩、カヨさん宅訪問。6ヶ月のお腹はさすがに大きかった。