晴れ

連休2日目。
午前中、春林の引越しの手伝いをする。引越しと言っても、今の家から300m程移動するだけなので春林自身の荷物は事前に一人でせっせと運んでしまっていたらしいが、春林の彼女の荷物が予想以上に多いと言うことで、私、モリ君、万三君が借り出された。移動距離300m、しかも隣の小区に引っ越すだけなので当然車等無く、重い荷物を持って非力な男子陣がせっせと往復することになり、翌日は揃って筋肉痛に苦しんでいた。(私は荷物番)
午後、モリ君の幼馴染が天津から大連の彼女のところに遊びに来ていると言うので、彼女の家で一緒に鍋をすることになった。私は巻き寿司とポテトサラダを持参。(研究の結果、この2つは中国人全般的に受けが良いと判断)モリ君の幼馴染は良く食べ、良く飲み、良く喋る。銀行で働いていると言う彼に、とんでもないことを聞いた。
中国は大量の偽札が出回っていることで有名だが、最近、ATMで引き出したお金にも偽札が混入していると言う。ATMで引き出して、その場で偽札があるかどうか1枚1枚確認する人などほとんどいないだろうし、どこかで使用する際偽札であることを発見することになる。そこで銀行に戻って「偽札や!」と訴えても、それが本当にその銀行からおろしたものか証明することは出来ず、結局無き寝入りになると言う。そして、その偽札がどこからATMに混入するのか、と言えば、それは銀行内部の者の仕業と言うのだ、ががーん。後日いろいろな人に確認したところ、結構身近な人の中にもATMから偽札を引き出した人は居て、頻繁に起こっていることなのだと知った。私はこれまで給料が振り込まれるとATMで全て引き出して、中国銀行の口座に移し変えていたのだが、これからは面倒でも窓口でおろす事にした。(ちなみにうわさによると、窓口でも偽札が混入することがあるとか無いとか・・・)