庚午/晴れ

大連市の外国人スピーチコンテストを聞きにいく。
今回の大会には、各大学から3〜4名合計35名が出場した。韓国人が一番多く、他は日本人、イギリス人、フランス人、ロシア人、イタリア人、インド人、ネパール人、フィリピン人、タイ人、ニュージーランド人、スロバキア人、ドイツ人。聞いてみるとフランス人はフランス語風、ドイツ人はドイツ語風、ロシア人はロシア語風の中国語を話す、と言うのがわかり非常におもしろかった。そして私達はきっと、日本語風の中国語、と思われているに違いない。うちの学校の代表3人は、無事10日後に行われる決勝に進んだ。
終了後、皆で夕食を食べに行った時先生に言われた。
「日本人の中国語はやはり聴き取りにくい、でも4位になった日本人の女の子の発音はとても良かった。彼女は去年もこの大会に出ていたけど、ずいぶんよくなっている。やはり2年はやらないと発音は身に付かない、あなたたちの様に1年の留学は短すぎる」「日本に帰ってからも中国語の勉強をがんばって続けるつもりですけど」「でも、中国語を話すのも聞くのも機会がぐっと減るからね」「どうしたらいいんですか」「どうしようもない」
そうかやはりどうしようもないのか、と少しがっくり。